ダイビングライセンスをとるならいつがベストなのでしょうか。
それはあなた次第！と言ってしまっては身も蓋もないので（笑）、今回はダイビングを取得する時期について、最適な時期はいつか考えてみましょう。
夏か？ダイビングライセンスの取得に適した時期ダイビングの取得に適した時期と言われて思いつくのはまず「夏」ですよね。
それはそれは夏になると気温も高まる！気分も高まる！水着で過ごせる！ということで、海に行きたくなりますよね。実際に海に来る人も増えるのは夏。
実際に夏はダイビングのライセンスの取得に適した時期であると言えます。
しかし、ダイビングのライセンス取得についてベストかと言われると、実はそうでもないかもしれません。
それは一体なぜでしょうか？
夏ではない？ダイビングライセンスはいつ取ればいいの？ダイビングのライセンス取得について、夏は確かに気分も気温も高まる時期ではあります。その点ではベストシーズンかもしれないのですが、気分が高まり、気温の高まりを感じる人はあなただけではないということです。
つまり、混んでいる。
そうなんです、夏は海が混んでいるのです。恋のライバルも多い（笑）
それは冗談ですが、人が多いということは海に行く道も海も混んでいるということと同じですから、どこのダイビングスポットに行っても人が多いということなります。また同じタイミングでライセンスを取得しようとする人が多いという意味で、ライセンスの講習自体も混んでいます。
ですから、ダイビングのスキルをじっくり練習しながら、そして海の中でゆっくり魚を楽しんでみたり、という余裕がなくなりやすい時期でもあります。
と言っても夏からダイビング始めたいのに！という方もいらっしゃると思います。そういう方におすすめなのが6〜7月の夏休み前のライセンスの取得です。6月になると海も夏に近づいてきて、伊豆の海でも水温が上がってきて、透明度も良くなります。
しかも、まだ海にきている人は少ないのでゆっくりとライセンス講習を受けることが可能になります。これは沖縄などの場合は台風も少ないですし、4-5月はライセンス取得には最適なのではないでしょうか。
この時期にライセンスを取得すると夏休みの前にライセンスが取れて、じっくり講習を受けられるメリットがあります。
梅雨の時期なので雨が多いことを気にされる方もいらっしゃいますが、毎日降っているわけではありませんし、雨でも海の中は関係がないので意外に穴場の時期なのです。
もう一つのライセンス取得ベストシーズン実はもう一つのベストシーズンがあります。別のコラムでも書いているので、すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、それは秋なのです。
秋も同様に、人が夏よりも少なく混んでいなくて、水温も高く、透明度が高いというメリットがあります。
秋は６〜７月の夏休み前よりも、もっとメリットがあるのは水温が最も高く、透明度も良いということですね。これは快適にダイビングをする条件として最大のメリットと言えるでしょう。
このシーズンは伊豆半島を始めとして太平洋沿岸ではベストシーズンになるのですが、意外に知られていないようです。特に太平洋に突き出している伊豆半島には、この時期、黒潮が太平洋沿岸に最も近づく影響で水温も透明度もかなり高くなります。
もちろん、日本を代表するダイビングメッカである沖縄もこの時期も夏に引き続き最高です。
ただし、この秋のシーズンに残念なのは日本全体で台風さんがいらっしゃってしまうことです。
彼ら台風が来てしまうと海は大荒れになり、うねりの影響で海の中の透明度も下がってしまうのです。日本の夏に台風がなかったらとても素晴らしいダイビングシーズンが楽しめるし、ライセンス取得もこの時期が間違いになくベストになるのですが。
幸いにして関東は西日本よりは台風の直撃の数は少ないので、比較的影響を受けることなくダイビングをすることができますが、こればかりは気象条件なのでその年その年で違ってきてしまいます。
ダイビングライセンスの取得時期、他にはないの？
これまでの話をまとめるとダイビングのライセンスの取得時期としてベストな時期は6〜7月の夏休みの前、そして、夏休みの間、それと夏休みが明けた9〜10月の３つに分けられるということになります。
これらの時期は間違いなく、おすすめできる時期です。特に9〜10月は最もおすすめな時期と言えるでしょう。台風の影響を除いて、ですが。
では他にはダイビングのライセンスの取得時期として考えられないかというと、候補はあります。
例えば、沖縄では比較的年中暖かい気候が続きますので、いつの時期でもダイビングのライセンスを取得したいと思えば取得は可能です。問題は関東からは遠く、ライセンス取得後のサポートが受けにくいということです。
では、伊豆ではどうかというと、冬でも春でもライセンス取得は可能なのです。
え、冬でしょ？と思ったあなた。ダイビングにはドライスーツという優れた装備があるのです。このドライスーツはその名の通り、濡れないスーツで、暖かい着物を着たまま濡れることなる海にはいることができるのです。
ですから冬でも快適にダイビングすることができます。
冬の伊豆は実は年間を通して最大に透明度が高まる時期。何より人は少ない（当たり前ですね。。。）実は伊豆ダイバーは冬がベストだと思っている人も多数いるのです。この良さをわかってもらうのはちょっと工夫がいるのですが。
伊豆の冬のダイビングについてはまた別の機会に書いてみたいと思います。
ダイビングのライセンス取得時期、ご理解いただけましたか。あなたのライセンス取得の時期の検討の参考になれば幸いです。