ダイビングライセンス取得で後悔するパターン

ダイビングを始めようと思ったらライセンスの取得は必要です。

潜水技術と知識を学び、安全にダイビングを楽しめるようになるために必要なステップですが、誰にとっても初めての体験であり、同じような経験を人生ですることはほとんどないと思います。そのため、「もっと調べておけば、、、、」とか「事前に知っていたら、、、」と後悔している方に出会うこともあります。

何ごとも新しいことにチャレンジするときに、100点満点でうまくいくことはないのですが、後悔しちゃうような悪い体験にならないようにしていきたいのは皆さん共通だと思います。

今回は、ダイビングライセンス取得において後悔しやすいパターンを共有したいと思います。このパターンを知っておくことで未然に防いだり、実際に体験しても影響を軽減することができると思います。みなさんにとって素敵なダイビング体験にしていきましょう。

ライセンス取得前の適切な準備不足

多くの方が、ライセンス取得前にはどうやってライセンス取得をすればいいのか、講習はどのくらい掛かるのか?費用は?など、いろんな疑問点についてお調べになります。

一方で、「とにかくライセンス取得をするんだ!」と十分な下調べなしにダイビングショップにお申込みをされたり、「来月の旅行でダイビングをしたいから今月中にすぐにでも取得したい」という時間的な制約に押されて、十分な準備や調べをされずに先に進まれる方がいます。

ライセンスを取得することに高揚感をもっているので、急いでコースに申し込みをした結果、実際のダイビングにおける制約や必要な費用が予想外にかかり、後悔してしまうような事例もたまに見かけます。

まずはダイビングの経験者が知人にいれば、少し話を聞いてみたり、情報収集をしてみましょう。

「早く取らなきゃ!」と急いでいたら、まずは深呼吸。落ち着いて調べましょう。

インストラクターとの相性の問題

ダイビングのライセンス取得において意外にも重要なのは、インストラクターとの相性。これが合わないと苦痛の講習時間になってしまいます。

インストラクターの指導方法は、経験値とスタイルにより異なります。教育スタイルや指導方法が自分に合わないと感じた場合、講習の内容についての理解が進まなかったり、どれだけやっても自信が身につかず、上達のスピードが遅くなってしまいます。

ダイビングスクールやショップの規模が大きいとインストラクターのスタイルもバラツキがあることもあり、また選べないということもあります。

インストラクターやダイビングショップの雰囲気やスタイルとの相性は「超重要」です。合わないと思ったら申込みする前にきっぱりと止めましょう。それでいいのです。

自分にあうと直観で思うインストラクターやショップを選ぶようにしましょう。口コミなども参考に。

ライセンス取得後の継続的な実践機会の不足

ライセンス取得するまでのことは多くの方が調べておられますが、取得後にどうなるか、どうやってダイビングを継続するかがイメージできていない方も多数おられます。

ダイビングはスポーツなので、上達のためには継続性が重要です(時々リゾートで浅瀬で潜れればいい、別に上達しなくてもいいという方はそれでいいと思います)

もし、スキルを上達し、ダイビングをとことん楽しみたい、もっといろんな海で潜ってみたいと考えていたら、継続的な実践機会を得ることは重要です。そうでなければ、スキルの向上に苦労することになります。

費用と時間の負担についての浅い理解

ライセンス取得にはそれなりに費用は掛かります。100円とか1000円とかではなく、数万円です。取得のためには数日間は必須です。

その取得にかかる費用と時間の負担を過小に見積もっている方も時々お見掛けします。結果、費用は何とかなるにしても時間が足りずに講習に参加できないとか、スケジュールが合わないなどの制約にぶつかってしまうとか、そんなトラブルで肝心のライセンス取得がなかなか進まないという事態に陥ってる方も稀に見かけます。

予想外に費用が掛かってしまった結果、ライセンス取得をしたのは良かったが、その後のダイビングになかなか行けないというジレンマに陥ってる方も見かけます。

ご自身が対応可能な時間制約や予算の範囲でライセンス取得を計画することが大切です。

 

ダイビングライセンス取得において後悔を避けるためには、適切な準備、インストラクターの選択、継続的な実践、費用と時間の適切な管理が重要です。

事例を通じて学び、自身のライセンス取得体験をより充実させましょう。失敗から学ぶことは成長の機会ですが、不必要に失敗する必要もありません。周囲の方、特にダイビング経験者の話をよく聞いて自分に合った方法を見つけましょう。安全で楽しい、後悔のない素晴らしいダイビングライフを楽しみましょう!