ダイビングライセンスの取り方(11) 結局、何日掛かるのか?

ダイビングを始めよう!と思って調べ始めて最初にやってくるのが「ライセンスの取得が必要」ということ。

しかし「ライセンスの取得」といっても、なかなか初めての方にはわかりにくく、実際にお店に行ってみたり、インターネットで調べたり、いくらかかるのか調べてみたり、先輩ダイバーの話を聞いてみたり。。。。色々とお悩みは尽きません。

その中でも、最も多い悩みの一つが「それで、結局、ライセンスの取得って何日掛かるのですか?」というもの。

出来れば早く取得したい、短く済ませたいと思うものです。
一方で、安全のことを考えるとしっかり学びたいとも思うもの。

そのあたりバランスを考えるとどのくらいが適切なのか。。。。。

今回はそのあたりのライセンス取得にかかる時間について解説してみます。

ライセンス取得の講習に掛かる時間は3日間

ライセンス取得で最も多い質問の一つが、講習に掛かる時間に関する質問です。
ダイビングという水中や海を使ったスポーツという特性上、どうしても海や水中で過ごす時間は確保しなければなりません。
そうでなければ、想像ではダイビングは出来ません。

ライセンス取得のためにはプールや海に出かける必要があり、その時間がどれくらいかかるのかが実際に知りたいという声は多いのです。

ダイビングはしたいけど、講習は短い方がいい。。。。そういう風に誰しも考えることですし、それは普通だと思います。
では、実際どれくらいなのか?

ダイビング講習の実習に掛かる時間は最低3日間です

ほとんどのライセンス発行団体のライセンス取得教育プログラムの学科講習を除く、実習部分では3日間が基本です。
2日間という短いものもなくはないですが、かなりの詰込みで、恐らく通常の方では、短期間で覚えられる範囲を超えます。
従って、ライセンスは取得したけれど、ちょっと危ない初心者ダイバーになってしまうリスクがあります。

従って、3日間は平均というか十分な時間として必要になると考えています。

3日間というと長いと感じられる方もいるかもしれませんし、短いと考える方もいらっしゃいます。

早く潜りたい、ダイビングしたい、という気持ちはとってもよくわかります。
しかし、これから一生かけてダイビングを楽しむことを考えた時に、最初にしっかり基礎を身に着けるときに必要な投資期間と考えていただいたほうがいいでしょう。

3日間の実地講習の内訳は?

では、その3日間、どのような内容の講習が行われるのでしょうか。
以下、平均的なプログラムを記載します。

1日目はプール実習で基礎的なスキルをみっちり学びます。
このプール講習が非常に重要です。

上手になるダイバーはこのプール講習で学ぶ基礎をしっかり反復して出来るようにします。
基礎なので、簡単に出来そうですし、出来てしまう方もいらっしゃいますが、問題は出来るかどうかではなく、「ちゃんと」「正しい動作で」「落ち着いて」「素早くできるか」が重要です。

1回上手くいったから安心するのではなく、何度も反復練習して、自分の体に覚え込ませることで、上手なダイバーになることが出来ます。
この基礎の部分をしっかり練習する人は、必ず上手なダイバーになります。
最初は出来なくてもいいのです。しっかり繰り返しやることが重要なのです。

次に行うことは主に海で行う海洋での実習です。

こちらはプールと違って、流れや光の加減が違い、風や波もあるので、安定していません。
その環境の中で如何にしっかり先ほど練習した基礎スキルについて戸惑いなく、ミスなくできるかをインストラクターは見ています。

正直、結構容易ではないです。運動神経がある人ほど過信しやすく、しっかり基礎練習をしている方のほうが実際の海でも落ち着いていますし、スキルの習得も早いと思います。

そして、3日間は必要なのか

この質問に対する答えは、間違いなく「YES」です。

基礎と実践の両方を体験し、そこで必須とされる技術をしっかりと身につける。それが後々のダイビングライフを自信をもって過ごせるかどうかを左右するといっても過言ではないと思います。3日間という数値に一喜一憂してはいけません。

ダイビングをしっかり学び、技術を身につけ、独り立ちして楽しめるようになることがゴールなのですから、最初の3日間は必要な投資だと思ってください。そう考えたとしても余りあるほど、最初の講習というのはとても大事なのです。

この講習を省略されたり、いい加減な感じの講習を受けてしまうと、その後にダイビングを楽しめなかったり上達が遅れたりします。
従って、3日間は必要なものだと捉え、その上でご都合に合わせて実地講習を選択していくというのがベターだとは思います。