ダイビングライセンスは出会いの切符?

ダイビングのライセンス取得を検討される方にお話を伺っていると、その理由には様々なものがあります。

その代表的なものとしては、以下のような理由がよく上がります。

  • 青い海に憧れていて、いつか潜ってみたかった。
  • 新婚旅行でリゾートに行くでの、ダイビングライセンスを取得したい。
  • 水中写真に魅了されて、いつか私のそんな写真が撮ってみたかった。
  • 何か新しい趣味を作りたかった。

このようにダイビングを始める理由には、個々人で様々なものがあるでしょう。その中で、少なくない理由としてあげられるのが、「ダイビングという新しい趣味を通じて、新しい人との出会いをしたい」というものです。

これはダイビングに限らず新しいことにチャレンジされる方には共通するものがあるのではないでしょうか。
ダイビングを始める人でも、全くの一人で始められる方もかなり多いのですが、結果的にそのダイビングスクールでのコミュニティでの繋がりを期待されているかたも多いのが事実です。

今回はダイビングライセンスの取得と出会いについて書いてみたいと思います。

ダイビングは新しい出会いの場になりえるか

このような問いをしたときに、その答えは、絶対的にYESです。
ダイビングのライセンスを取得することに伴って、多くの新しい出会いが確実にあります。

なぜなら、ダイビング自体が多くの人にとって新しいことですし、新しいことに挑戦するという環境自体が今までに会ったことがない人との出会いの場になり得ます。そして、ダイビングとダイビングをやりたい気持ちがあるという共通項はあるもののの、みなさん、普段の生活は人それぞれ。その結果、ダイビングで会う人たちはこれまでは全然知らなかった人たちである可能性が極めて高い、ということです。

全然知らない人たちと出会うという意味で多くの方が最初は緊張されます。
当然、ダイビングスクールのオーナーやお客様によってコミュニティの雰囲気も異なるわけですし、そもそも初対面ということで、緊張されるのは当然です。
まして、シャークアイのように、コミュニティのみんなが仲が良い場合は特に入りにくいと言う場合も。
でも、大体の場合、外から見ているのと中に入ってみるのは百聞は一見にしかずで、大体の場合OKなもんです。

知らなかった人たち、新しい人たち、普段の生活では絶対に出会わない人たち、と出会う。それって本当に貴重な機会だと思います。
迷ったらまずは飛び込んでみたら、必ず新しい出会いが待っています。

子供みたいな大人との出会いがダイビングにはある

ダイビングのライセンスを取得し、ダイビングを楽しむ過程でいろんな出会いがあると思います。

ダイビングはそう簡単にできるスポーツではないので、ダイビングを始める方は基本的に大学生以上の大人であることが多いです。

しかし、皆さん大人なんですが、ちょっと違う大人たちの姿がダイビングでは垣間見られます。

なぜなら、ダイビングという非日常のスポーツをして、クラブハウスなどの非日常空間で過ごしている大人たちは、その非日常を心から楽しんでいるから。

ある意味、大人じゃなくて「でっかい子供」

童心に帰ったように素敵な笑顔になる大人たち。絶対普段は見せないような笑顔になる人もいます。それくらい、開放的になるのでしょうか、真剣にそして全力で楽しんでいる大人たちに会うことができます。

不思議なんですよね。

ダイビングのライセンスを取って、海に潜って、温泉に入って、クラブハウスで交流しながらダイビングのお疲れ様のお酒を飲んだり仲間と話したり。それって、非日常といえばそうかもしれないけど、何気ない、何の変哲もない、日々の生活の延長でもあるかもしれない。

でも、お客様が見せる表情って、本当に素晴らしいものがあります。それをインストラクターとしてショップのオーナーとして客観的に見ていると、「ああ、人と人との出会いって素晴らしい。人と人が素直になって話せる環境って本当に素晴らしい」って思えるのです。

ダイビングのライセンスにこれだけの魔法があるのか、と思ったりもします。

広がる世界の出会い、世界中で出会えるチャンス

SHARK EYEでは、年に数回、海外や国内でも沖縄などへツアーを組んでダイビングに行くことがあります。

ダイビングのライセンスを取得したら、誰しも一度は海外や沖縄、小笠原などにダイビングへ行ってみたいと思うものです。

SHARK EYEでも海外ツアーや国内のダイビングツアーを大切にしています。それにはいろんな理由があるのですが、その一つが、非日常の世界で人と出会うことを経験してほしい、そしてその出会いを大切にしてほしいと思うからです。

ダイビングをやっていなかったら出会わないだろうなとか、ダイビングのライセンスを取得していなかったら行かないだろうなとか、ダイビングのライセンスを取得したからこそ、あるいはダイビングを始めたからこその経験というは絶対的にあるんですね。

その中でもダイビングを通じた人との出会いというのは本当に貴重であり、素晴らしい経験だと思います。

SHARK EYEのオーナーである杉山、その他のスタッフも、本当にいろんな出会いを経験し、その中で成長したり、支援して頂いたり、それが皆の人生にとって本当に糧になっています。

もちろん、SHARK EYEのお客様もそれぞれで様々な出会いを経験されています。不思議なのは、その出会いを経験された後にお客様の雰囲気が変わることなんですね。

本当に素敵な笑顔になったり、寡黙な雰囲気の方が饒舌になっていったり、人に優しい雰囲気がさらに優しくなったり。出会いの魔力ってあるんだなぁと毎回思わされます。

だから、SHARK EYEでは、お客様がそれまで経験されていないようなことや出会い、穏やかに人と話せる空間など、出会いをキーワードに様々なイベントや工夫をしています。

基本的にはそれぞれのペースで、思うがままに過ごしていただく。それが最上です。

しかし、それ以上に出会うこと、人と話すことによる経験を是非体験してほしいと、本当に思っているのです。それが人にどれだけ肯定的な影響を与えるか、それをこれまでの経験から感じているからこそ、SHARK EYEでは、人だけでなく、モノも含めて、新しい出会いにこだわっていきたいと思っています。

出会いに対するSHARK EYEの想い

お客様にの中には新しい出会いがある、ということを望まない人もいるかもしれません。

しかし、SHARK EYEとしてはこれまで述べてきたように新しい出会いを楽しんでほしいと思っています。

SHARK EYEでダイビングのライセンスを取得するかは別にして、どこでライセンスをとったとしても、どこでダイビングを楽しむにしても出会いを大切にしてほしいと思っています。

それはダイビングライセンスの取得というイベントを超えて、お客様一人ひとりの人生にとって、素晴らしい空間と経験を提供したいと思うSHARK EYEの願いだからです。