ダイビングのライセンス(Cカード)の取り方について、今回も考えていきたいと思います
ダイビングのライセンスの取り方でよくある質問の1つが「学科講習っていったい何をするの?難しいんですか?」というものです。
今回は、学科講習で一体どんなことをするのか少し考えてみたいと思います。
ダイビングに必要な知識を学ぶ
ダイビングライセンスの取得にあたり学科講習を受ける意味は、とりもなおさずダイビングに必要な知識を学ぶということです
ダイビングはご存じの通り、水中という特別な環境で行うものであり、陸上とは全く異なる環境で行うスポーツです。
したがって、そこには知っていなければならないことがたくさんあります。
海の中の環境について学ぶことでダイビング自体になれるという意味合いもあります
ダイビングは
器材スポーツです。器材の使い方や、環境にあわせたコントロールの仕方など、器材に関しても多くのことを学びます
安全にダイビングするための知識を学ぶ
ダイビングライセンスの取得に当たって、最も大切な事は安全に潜るための知識を身に付けるということです。
水中では陸上とは違ってレギュレーターなどの特別な器材を使わないと呼吸ができません。
また、ものの見方や聞こえかた体温の変化などさまざまなことが陸上とは違ってきます。
それではいったいどんなことを勉強するのか、以下のリストを見てみましょう
・ダイビング器材の使い方管理方法について学ぶ
・ダイビングの準備の仕方について学び
・ダイビング時に起こるトラブルの対処方法について学ぶ
・ダイビングにおけるルール(バディーシステム)について学ぶ
・水中での、ものの見え方聞こえ方について学ぶ
・海の中の生物たちについて、その接し方について学ぶ
・水中で体に起こる負荷や変化について学ぶ
・潮の流れ、透明度など、海や湖などダイビングの環境について学ぶ
このように一般的なダイビングに関連する知識を学ぶわけですが、その大きな理由は「安全にダイビングをするため」であるのです。
例えば、もし潮の流れについてダイバーが知らなかったとしたら、どんなことが起こりますか?あるいはダイビング時におこりやすいトラブルについてダイバーが知らなかったらどうなりますか?
もうお判りですね。知っていると知らないのでは、特に安全面において違いが生まれると思います。このように書くと、「ダイビングってそんなに危ないの?」という声が聞こえてきそうですが、知っていれば問題ないことであって、それ以上でもそれ以下でもありません。でも、知らないと不安になるようなことばかりではありませんか?
知っていると知っていないのでは大違い。まずは講習を受けよう
これまで述べてきたように、知っているか知らないかが大きな差を生むのが学科講習です。講習はオンラインで自習したり、インストラクターの講義を受けたりと方法は様々ですが、主流は自習と理解度確認のクイズを組み合わせたものとなっています。わからないところだけを確認するシステムなのでとても理にかなっていて、マイペースで進められるのが魅力です。学習とは本来このようにあるものだとも思います。
学科講習の内容は難しくありません。どんな人でも理解できる内容ですし、インストラクターを中心に優しく教えてくれますから問題ありません。理解ができるまでじっくり学べばいいのです。
まずはライセンス取得に向けて、学科講習を楽しんでやってみましょう。