ダイビングライセンスの取得についてよくある質問の一つはライセンスの取得時期はいつがいいのか?ということです。
今回はその時期について、考えてみたいと思います。
最適な時期を考えるコツ
ダイビングのライセンスの取得時期について、最適な時期を考えるコツを考えてみたいと思います。
まず、最適というのは、何を対象として最適か、ということを考える必要がありますね。
何を対象としているのか、それは自分なのか、ダイビングにとってなのか、あるいはそれ以外かを考えてみましょう。
ダイビングのライセンス取得の最適時期として一般的な意味合いでいうと、その時の気候はどうなのか、ということが考えられるのではないでしょうか。
もちろん、ベストな時期がいつかと言われると、日本の本州であれば夏が一番かもしれません。
理由は外が暖かく、気分的にも気持ちいい季節だからです。
ただ、本州に限っていうなら本当は8月くらいからがベスト。
外気も暖かい上に、海の中の水温が上がってくる時期だからです。
海の季節は、外の空気の二ヶ月遅れなので、7月は外気は暖かくても水温はまだ低いこともあります。
なので、本州ではベストは8月以降、10月くらいまでということになります。
外気も水温も暖かい時期を選ぶのがベストということについては異論はないと思います。
ただし、水温が高いだけではなく透明度も気にする必要はあります。
水温が高くなれば、プランクトンの量も増えるので、海の中は透明度が落ちることなります。
従って、水温が上がりきらないくらいのほうが帰って透明度が高かったりということもあります。
要するに何をダイビングに求めるのかによって異なると言えます。
いつまでにどこで潜りたいのか
もう一つの最低気なタイミングを考えるコツとしては、いつまでにどこでどんなダイビングをしたいのかを明確にして
そこから逆算して考えるパターンです。
ライセンスを取得しただけで魚のように自在に泳ぎまわれるようになるか、と言われると全員がそうなるとは言えないので
一定の期間は練習をしたり、継続的にダイビングをする必要はあります。
ご自身が目標とするダイビングはどこか、そこは潜るのにどれくらいの難易度があるのか、そこで潜るまでにどれくらいの練習期間があるのか
これらを明確にすることで自ずとどうすればいいのかが見えていきます。
年中無休のリゾート
では沖縄を含めたリゾートではいつが最適なのか。
正直言って、年中無休です(笑)
それはなぜかというと外気も水温も暖かいから。暖かいということはメリットが多くて、気持ち的にも楽な気分になれますよね。
海の中の透明度という点ではリゾートでも濁りやすい季節とそうでもない季節に分かれます。季節によって透明度の状態は変わりやすいということです。
従って、基本的にはリゾートの場合はベストの時期はないと考えていいでしょう。
もちろん、観光的に繁忙期になる時期はおすすめできませんので、いつが繁忙期なのかをしっかり調べる必要があります。
思い立ったが吉日?
ということで本州とリゾートの比較などをしながら最適なライセンス取得タイミングを考えてきましたが、本州でもドライスーツというものを着用すれば、冬や秋、春先も問題なくダイビングができますし、ウェットスーツよりも濡れない分、負荷も軽いので、むしろドライスーツでのダイビングを好む人もいます。
そういった意味では、本州も年中無休でライセンス取得が可能です。
ということで最適時期という意味では、いつでもどこでもライセンスの取得は可能ということになります。
ですから、思い立ったが吉日です。
どの段階でも、まずはちゃんと教えてくれるダイビングスクールを探して、そこでをまずはやってみて楽しんでみるのがいいのではないでしょうか。