ダイビングを取得しようと思ったら何を考える必要があるか。それはライセンスを取得することです。
日本も海外も基本的にライセンスなしでスキューバダイビングをすることはできません。
で、そこで一番課題となるのがダイビングショップ(ダイビングスクール)の選択になってきます。
ライセンスを取るためには、ダイビングショップかスクールを利用することになります。
しかし、インターネットで調べるとダイビングショップの情報がたくさん出てきて、迷ってしまうどころから基準もわからなくなる。。。というのが一番のお悩みになってしまいます。
初めてのことだし、取得費用もかかるし、失敗もしたくないし、もしかして騙されたり。。。なんて心配はあって当然ですよね。
別の記事でもダイビングショップ、スクールの選び方は書いていますが
今回は、どう選ぶのかの指針として、チェックポイントを書いてみたいと思います。
チェックポイント①:HPやブログ,facebook等があり、更新されているか
まずは簡単ですが、このポイントは重要ですよね。
しっかりホームページやブログを作って更新をしているというのは、最新の情報をお客様に提供しようという心の表れです。
分かりやすいかどうかも重要ですが、内容が充実している+更新されている、ということを確認してください。
(ただし、ネットが苦手だけど、素晴らしいショップもあります)
チェックポイント②:指導団体はどこか?
そのダイビングショップ(スクール)のダイビングの指導団体はどこかを確認しましょう。
大手はPADI, SSI, NAUIの3団体です。その他にCMASなどもあります。
最大手の3団体であるPADI, SSI, NAUIであれば間違いはありません、世界中で基本的に通用します。
PADIで潜ったからSSIのショップでは潜れないということはありません。
オープンウォーターのライセンス(Cカード)であればどこでも潜れます。
あとから指導団体の変更もできます。クロスオーバーといって、他の指導団体の基準を変更先の指導団体の基準に照らし合わせて行います。
PADI(パディ) もっとも大きい指導団体、加盟世界180ヶ国以上
SSI(エスエスアイ) カリキュラムがしっかりしていて指導内容の品質が高い、加盟世界110ヶ国以上
NAUI(ナウイ) 安全や教育に力を入れたカリキュラム 加盟国は世界100ヶ国以上
Cカードを持っていても、もし、ライセンスを取り直しと言われたら、詳しくなぜかを確認しましょう。
しっかり学べるかどうか、短期間の取得を一番の売りにしていないこと
あなたがもし年数回程度、リゾートなどのみでダイビングしたい人であれば、安価なことが多い短期間取得コースではなく、じっくり学べるショップで取得することをお勧めします。
短期間コースでは講座が駆け足になり、技術習得が十分にならない可能性が高まります。
さらに、年数回程度、ことなるリゾートでダイビングを楽しむとなるとガイドするインストラクターも毎回違う人となり、自らの技術を定点観測しながら教えてくれる人がいない、つまり自分でレベルアップする必要が出てきます。
ライセンス取得後のダイビング技術の習熟に慣れるまで時間がかかる可能性があり、最初にしっかりと技術を習得したかどうかで成長速度は大きくことなることが多いです。
ダイビングを長く楽しみたい、年に何回も楽しみたいから指導やツアーに連れて行ってくれるダイビングショップ(スクール)を見つけたいという方も同様の視点で探してみてください。ダイビングショップ(スクール)のインストラクターは、あなたのダイビング技術を向上させてくれるサポーターです。
どのようなサポーターが味方につくかで、あなたのダイビングライフも大きく変わってきます。
ダイビングショップ(スクール)はダイビングの技術を学べるところですから、どんなインストラクターがいるか、どんな雰囲気か、しっかり教えてくれるのかは重要です。
ちなみに、ライセンス講座が短期間の場合、安価になるのは当然で、短期間になる分、人件費が掛からないからです。
どうしても短期間で値段も安価なショップが気になってしまうのは当然ですが、しっかりと知識とスキルを身につけることを優先させましょう。
その分は後々、安全やよりいろんな海で潜れる技術が身につくという形で返ってきます。
ショップにより融通をきかせて、マイペースで学べるように調整してくれるところもありますので
思い切って聞いてみることをお勧めします。
時間は重要かもしれませんが、しっかり学ぶことが長くダイビングを続けたり、安全に楽しむ上で重要なので、ライセンス取得の際は考慮するようにしましょう。
最後は問い合わせ、そして人と人の関係性
これまでの情報を参考にまずはインターネットで調べることになると思いますが、ここが気になると思ったショップが見つかったら、
とりあえず2−3個はまずメールなどで問い合わせをしてみることです。
問い合わせはタダです。そして、その時の対応でショップ(スクール)の評価を見分けることもできます。
迅速で丁寧な対応をしてくるショップなら、まずは大丈夫でしょう。
最後は実際にダイビングショップ(スクール)に行ってみて話をしてみること。
人間関係を大切にしている雰囲気か、セールスだけしないでこちらの質問や気になることをしっかり聞いてくれるか、自分と相性は良さそうか、お客さんはどんな人がいるのか、そんなことを確認してみてください。
大きなショップの良さ、小さなショップの良さ、いろいろあると思いますが、最後は人と人との関係性で決まると思います。
あなたのダイビングライフが素敵な出会いと共に始まるように、上記の情報が役に立つと嬉しいです。