青い海、南の島での憧れのダイビング。。。。そんなイメージをダイビングに持っている方も多いと思いますが、
日本でもダイビングは可能です。
ダイビングを日本で始めた方は特に、「伊豆でダイビングをやってみたい!」とおっしゃいます。ダイビングのメッカの一つとして伊豆が有名だからですね。もちろん、南の島のダイビングとは異なる性格を持つダイビングになりますが、一体どんな場所で、何が見れて、どんなダイビングができるのでしょうか。
こちらでは、伊豆でのダイビングについて、スポット別に解説していきます。
暖流(黒潮)の影響を色濃く受けた暖かい気候とダイナミックな地形が作り出す多様な生態系、そして、美味しい海鮮料理や温泉地としてもめぐまれた環境。
どれをとっても、伊豆は他にない特色を持つダイビングスポットです。
日本のレジャーダイビング発祥の地
関東から約1時間の場所に位置する伊豆半島は世界有数のスキューバダイビングのスポットとして知られています。
その歴史は古く、1964年に伊豆海洋公園にて、写真家であり海洋生物研究者でもあった益田一(ますだはじめ)さんが、レジャー(一般の方が楽しむためのアクティビティ)として、スキューバダイビングを広く一般の方も楽しめるようにと、ダイビングセンターを設立したのが始まりと言われています。
つまり、伊豆は、日本のレジャーダイビングの発祥の地でもあります。
それ以前は一部の方や漁業関係者等がスキューバダイビングを職業として行っていました。
日本のスキューバダイビングが一般の方でも楽しめるようになったのは、現在の伊豆海洋公園(通称 IOP)から始まり、今や伊豆半島全域のみならず、伊豆大島をはじめとする伊豆諸島部、関東の沿岸沿いにもダイビングスポットが広がり、全国津々浦々で水中世界が楽しめるようになりました。
そこから日本中でレジャーとしてのダイビングが始まり、全国津々浦々で楽しめるようになりました。
日本のダイビングといえば、クジラやシロワニで有名な小笠原諸島や、マンタなどで有名な沖縄諸島、あるいは和歌山の串本、新潟は佐渡島、九州各地も有名です。
しかし、日本のダイビング発祥の地としての歴史と、地形やダイビングスタイルに多様性がある伊豆は、ダイバーなら一度は潜ってみたいと思うポイントです。ダイビングの雑誌ではかならず特集されるほどですし、世界的にも有名なので、海外からのダイバーもいます。
その魅力の本質は、地理的な特徴にあります。
半島全体が日本列島から太平洋に突き出したような形をしており、そのため日本列島の南を流れる、世界的にも有数の暖流である「黒潮」の影響を強く受けています。
その影響は半島全域に比較的温暖な気候をもたらすだけではなく、南からの温かい空気を運び、半島の山々にぶつかることで雨を降らせ、山の栄養を海に運び、多様な生物を育む環境を生み出しています。
そして、もう一つの黒潮の恩恵としては、南からやってくる温かい海からのカラフルな来訪者の生物たちです。南の島から遠く離れた伊豆でも熱帯魚を観察することができるのは、まさに黒潮のおかげです。
加えて、透明度が抜群にあがる秋から初春までの間には、北の親潮に乗ってやってくるダンゴウオなどの珍しい生き物や非常に珍しい深海性の生き物がみられます。
一年を通して海にも四季があり、黒潮や親潮、浅い海から深い海までの多様な環境が入り混じる伊豆半島は、四季折々に異なる顔を見せるスキューバダイビングが可能です。
元々は火山島で太平洋に浮かぶ島であった伊豆半島は地殻変動で移動し、本州にぶつかる事で今の形となりました。火山島の名残りで、海中は多様でダイナミックな地形になっています。それが生物とダイビングにとって多様な空間を創り出しています。
半島の面積は大きく、半島の付け根にあたる東の熱海から、西の沼津までを海岸沿いに、一周すると約200㎞になります。
その200kmの間に点在するダイビングスポットですが、大きく分けると3つに分かれます。
それが、西、南、東の3つの地域です。このほかに、伊豆大島などの諸島部もあります。
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目次
[東伊豆エリア]
東伊豆といえば、日本のレジャーとしての潜水のメッカ(誕生の地、聖地)とも言える場所である伊豆海洋公園を中心に、関東からは近いダイビングエリアとして人気です。
このエリアの魅力は、関東側から来るとJRや伊豆急行などの公共交通機関を使ったアクセスが容易であること、ダイビング施設が整備されているスポットが多いこと、ダイビング以外にも観光やショッピング、温泉、グルメなどが楽しめることです。ダイビング自体も様々な地形があり、ダイナミックなダイビングが楽しめます。
観光地としても温泉リゾート地でもある熱海、漁業の中心地である伊東を中心として、多くの観光スポットや温泉を抱える一大リゾートと言っても過言ではないでしょう。特に伊東、川奈、富戸、八幡野など、漁港を中心にダイビングスポットも発展してきました。漁港ですから、漁船に乗ってボートダイビングができるという、まさに日本ならではの貴重な体験もできます。
ダイビングスポットとしては、歴史が長くダイビングスクールやショップ、関連するサポート施設が多く充実しています。また、ダイビング自体も沈船ポイント、島、漁港など、多様なポイントがあり、様々なスタイルでダイビングが楽しめることが魅力です。この地でダイビングライセンスを取得し、世界の海に羽ばたいていったダイバーも多い。
IOP(伊豆海洋公園)
日本のレジャーダイビング発祥の地であり、東伊豆だけでなく伊豆を代表するダイビングポイント。日本のスキューバダイバーなら一度は行くべし。
施設はダイバー用のプールも完備し、ダイビングのライセンスの取得講習などにも利用できるなど、ダイビングのために作られた施設。ダイビングは、ビーチからエントリーする。岩が沖につき出した根が複数あり、浅いところから深いところまでダイナミックなダイビングが楽しめる。大きな砂地もあり、岩場と砂地の生物の違いが楽しめるのも特徴。クリスマスには海中ツリーが設置されたり、海中に郵便ポストが設置されていたり(実際に投函できます!)、ダイビングを満喫できる。
過去にはジンベイザメやマンタ、クジラがなんとビーチダイビングで見られたこともある。
伊豆ダイビングスポット情報「伊豆海洋公園」
富戸
東伊豆を代表的するダイビングポイントの一つ。非常に美しい砂地が広がっており、海中はまるで海外のリゾートを思わせる。よく晴れた日にダイビングすると、イソギンチャクと海藻のゆらめく中に、きらきらとした光の筋がが降り注ぐ光景を見ることができるが、それは圧巻の美しさで、神々しく感動してしまう。是非一度はダイビングに来て欲しいポイントだ。少し湾のような形になった場所にあるので海況も安定しており、ライセンス講習でも利用される。
伊豆ダイビングスポット情報「富戸」八幡野
ビーチエントリーとボートエントリーが可能なダイビングスポット。まったりとした雰囲気でゆっくりダイビングが楽しめるのが魅力。
富戸、IOPとならび、東伊豆の代表的なポイントの一つ。
ビーチエントリーからは多様な生物が観察できる岩礁や根のあるポイントへ行くことができる。全体的にフラットな地形のため初心者でも安心してダイビングできる。ボートでは大物が飛び出す可能性のあるポイントがいくつもあり、とにかく多様な生物観察が楽しめる。
ポイント名:あじ根
港の左脇のスロープからエントリーして、浅場を移動すると突如現れる大きな岩礁。岩礁の周りに沢山の生物が住み着いており時間をかけてゆっくり観察して楽しめる。その周りにも砂地や岩など変化に富んだ環境が存在し、そのため生物も多様。写真派ダイバーに人気のスポットと言えよう。若干同じような景色が続く場所もあり、迷いやすいこともあるので、リーダーの指示にはしっかり従うことが推奨される。最大水深は15m程度なのでマイペースでじっくりダイビングが楽しめる。ビーチから見た時に、右手側は船が通る航路になっている。ダイビングは潜水禁止のエリア。ダイバーは行かないようにしよう。また、頭上には注意しよう
ポイント名:あお根
ボートで行けるポイント。水深が浅く、生物も豊富。ビギナーが楽しめるスポット。
大きな根を中心にダイビングを楽しむスタイルで、水深10~18mの砂地が根の周りにひろがっている。ダイビングの楽しみ方としては砂地と根の周辺をぐるぐると回りながら、岩場でカエルアンコウなど生物を見つつ、エイなどの砂地の生物を楽しむパターンもある。
ポイント名:さざえ根
八幡野のボートといえば、さざえ根と言ってもいいほど、人気のスポット。ボートでわずか3分ほどの近場に位置する。魚も多く、水深20-23mほどから上に立ち上がる根の周りをダイビングするスタイルが主流。キンギョハナダイの群れは圧巻。砂地では、多様な生物が見られる。根の岩の間にも生物が隠れており、それを観察したり.探すのも楽しみ。根周りで多様なダイビングコースが楽しめる。
川奈
こちらも城ヶ崎エリアを代表するポイントであり、ダンゴウオを始めとしてマクロも楽しめることで有名なポイント。
7つのボートポイント+ビーチ。迫力の地形や見ごたえあるエイ・サメなどが楽しめる。春先には超絶かわいい生物のダンゴウオがよく観察されるポイントとしても有名です。
開催コース
- ダイビングスタイル: 1ボート+1ビーチ
- 参加条件 ボートダイビングはボートスペシャリティ保持者 or 受講者
ディープダイビングのスペシャリティ保持者 or アドバンスドオープンウォーター以上
ビーチエントリーはオープンウォーターランク可 - 催行人数 5名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ボート
- ナビゲーション
- ディープ
- ナチュラリスト
- 魚の見分けかた
- フォトグラファー
- ビデオグラファー
熱海
日本有数の沈船ダイビングポイント。沈船とはその名の通り海に沈んでいる船のことで、船が朽ち果てていく過程で水生生物が船体に付着し、成長したり、船内に穴が開いたりすることで、生物の隠れ家になったりして、多様な生態系が作り上げられます。
日本NO.1の大きさの沈船がある熱海。他とは違った神秘的なダイビングが出来ます!!
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ボート
- 参加条件 ボートダイビングはディープダイビングのスペシャリティ保持者 or アドバンスドオープンウォーター以上
ディープダイビングのスペシャリティ保持者 or 受講者
フロート携帯 - 催行人数 5名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- レックダイビング
- ボート
- ディープ
- マルチレベル
- ナチュラリスト
- 魚の見分けかた
初島
一番近くのリゾートアイランドと言われる初島。熱海から定期船に乗って30分で着きます。
定期便は1日10本あり、40分から1時間半に1本くらいの頻度となっています。
(詳しくはホームページを確認してね。初島に行こうよ)
熱海までは新幹線で東京から40分、名古屋からは90分ということで最も近く、日帰り出来る離島ダイビングスポットです。
相模湾に浮かぶ初島は、周囲4㎞と非常に小さい島ですが、海上のポツンと突き出しているので海流が島に当たり、海底から島に向かってプランクトンを巻き上げるので生物の集まりやすい漁礁として知られています。また、海流の真ん中に位置するので年間を通して透明度が高い日が多く、ダイビングには最適なスポットです。ビーチからのエントリーですが、海上にあるのでボートダイビングに近い環境でダイビングを楽しむことが出来ます。
名物はイサキやイナダなどの回遊魚、ジョーフィッシュ・ネコザメ。ソフトコーラルも満載!
ポイント名:フタツネ
初島は基本的にビーチエントリーになりますが、フタツネはまさにダイビングセンターの目の前からダイビングが可能な超利便性の高いスポット。
島について準備が出来たら、レッツゴー。すぐそこがダイビングスポットです。まさに天然のボートダイビングスポット。
エントリーとエキジットはコンクリートとガイドロープで整備されており、安心して海の出入りができます。
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ビーチ
- 参加条件 オープンウォーター以上
- 催行人数 2名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ナチュラリスト
- フォトグラファー
- 魚の見分けかた
- ビデオグラファー
伊東
伊東は、港からボートで出向するダイビングスタイルです。ダイビングスポットとして特徴的なのは、垂直に切り立ったドロップオフがあること。ドロップオフといえば、いわゆる海の中の壁のようなものですが、潮のあたりがよく、そこには回遊魚たちがやってくることが多いのです。ボートダイビングならではのダイナミックなダイビングが楽しめます。それだけでなく、棚と呼ばれるドロップオフではない場所もあり、季節回遊魚・マクロなども多く、見所満載の海です。
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ボート
- 参加条件 ボートダイビングはディープダイビングのスペシャリティ保持者 or アドバンスドオープンウォーター以上
ディープダイビングのスペシャリティ保持者 or 受講者
フロート携帯 - 催行人数 3名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ボート
- ディープ
- ナチュラリスト
- 魚の見分けかた
北川
ボートダイビングが基本となるポイントが多く、ダイナミックな地形でウミウシなどのマクロから回遊魚まで多様なダイビングが楽しめます。鮮やかな色とりどりのソフトコーラルが多く、豊かな伊豆の海を感じられる水中の姿はまさに別世界。春先にはウミウシが多く見られるウミウシ天国となります。
ポイント名:カジカキ
北川を代表するポイントで、ボートでのエントリー。初心者でもロープをつかってエントリー潜降ができるので安心です。
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ボート
- 参加条件 ボートダイビングはディープダイビングのスペシャリティ保持者 or アドバンスドオープンウォーター以上フロート携帯
- 催行人数 2名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ボート
- ディープ
- ナチュラリスト
- 魚の見分けかた
[西伊豆エリア]
西伊豆はダイナミックな地形と富士山を相模湾の先に臨む絶景が有名な地域です。
東の海洋公園、西の大瀬崎と言われる。
関東から東海地方のダイバーにとっては知らない人はいないほどの有名な「大瀬崎」を玄関口に、青い海が特徴の井田、黒潮が当たり多様な生態系がある雲見や田子など、多様且つ特徴的なダイビングスポットが多いです。
黒潮の影響で、一年を通して温かく、東伊豆に比べると雰囲気がのんびりしていて、何より景色が素晴らしい。ダイビングを楽しみながら、ゆっくり過ごすにはもってこいの場所です。
大瀬崎
「湾内」と呼ばれる波風に守られたポイントは初心者に優しく、安定してダイビングを楽しめるスポットとしても知られる。ダイビングのライセンス取得といえば大瀬崎、という方も多い。東の伊豆海洋公園に対して西の代表的なポイント。ダイビングポイントは「湾内」以外にも、外海側に5つのポイントがあり、多様に楽しめる。神社の近くの「先端」というポイントは境内で100円の参拝料を払って潜るなど、ここならではの貴重な体験も。マンタの目撃情報が多いのも一つの魅力。ナイトダイビング開催日はオプションでナイトも楽しめます。
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ビーチ、オプションでナイトダイビング
- 参加条件 オープンウォーター以上
- 催行人数 2名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ナイト
- PPB
- ナビゲーション
- サーチ&リカバリー
- ドライスーツ
- ディープ
- ナチュラリスト
- マルチレベル
- 魚の見分けかた
- フォトグラファー
- ビデオグラファー
平沢
平沢は西伊豆の沼津にほど近い場所にあり、近くには大瀬崎や獅子浜などのダイビングスポットがあるが、比較的新しく整備されたダイビングスポット。富士山が目の前に見える絶好のロケーションも魅力の一つ。施設も新しく、ダイバーのことを考えてつくられたダイビング専用施設となっている。大瀬崎よりもさらに沼津市内側の、湾の内側に位置するので海況が安定しており、ビーチからのエントリーも非常にやりやすい設計となっていることなど、ビギナーも安心してダイビングが楽しめる。ダイビングのライセンス講習などでもよく利用されている。
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ビーチ
- 参加条件 オープンウォーター以上
- 催行人数 2名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- PPB
- ナビゲーション
- サーチ&リカバリー
- ドライスーツ
- ナチュラリスト
- 魚の見分けかた
- フォトグラファー
- ビデオグラファー
井田
西伊豆の中でも特に青くて透明度が高いと言われており、その抜けるような青さを評して「井田ブルー」と言われている。見応えはそのリゾートのような青い海の井田ブルーだけでなく、魚影が濃いことで、海の豊かさを感じられる。透明度高いことが多く、見通しが効くので大型回遊魚などもワイドに楽しめる。ザ・ダイビングと思うような青い海の中と生物と一緒に泳げます。
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ビーチ
- 参加条件 オープンウォーター以上
- 催行人数 2名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ディープ
- PPB
- ドライスーツ
- ナチュラリスト
- マルチレベル
- 魚の見分けかた
- フォトグラファー
- ビデオグラファー
土肥
ビーチなのに沈船が見れる魅惑のポイント、土肥。
様々なサイズの沈船があるこのポイント。船体のいたるところにソフトコーラルがついており、天然大漁旗のような状況は圧巻。見ごたえありです!
開催コース
- ダイビングスタイル: 1ボート+1ビーチ、オプションでナイトダイビング
- 参加条件 ボートダイビングはボートスペシャリティ保持者 or 受講者
ディープダイビングのスペシャリティ保持者 or アドバンスドオープンウォーター以上
ビーチエントリーはオープンウォーターランク可 - 催行人数 5名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- レックダイビング
- ボート
- ナイト
- ナビゲーション
- ナチュラリスト
- 魚の見分けかた
雲見
ダイナミックで多様な地形が楽しめる雲見。
バラエティ豊かな地形が魅力。クレパスや洞窟・アーチなどの地形をくぐり抜けたり、光のシャワーを浴びたりとアドベンチャーチックなダイビングが出来ますよ♪
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ボート
- 参加条件 ボートダイビングはディープダイビングのスペシャリティ保持者 or アドバンスドオープンウォーター以上
フロート携帯 - 催行人数 3名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ボート
- ディープ
- ナチュラリスト
- 魚の見分けかた
田子
外洋と湾内、それぞれに多様なダイビングスタイル、田子。
外海では巨大根に魚影が舞うダイナミックな地形、内海ではエダサンゴのような穏やかな景観が楽しめる。
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ボート
- 参加条件 ボートダイビングはディープダイビングのスペシャリティ保持者 or アドバンスドオープンウォーター以上
ボートスペシャリティ保持者 or 受講者
フロート携帯 - 催行人数 3名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ボート
- ディープ
- ナチュラリスト
- マルチレベル
- 魚の見分けかた
浮島
ウミウシの天国浮島。
マクロ大好きな人にはもってこいのポイント。ゆっくりじっくりと生物探しをしませんか?
開催コース
- ダイビングスタイル: 1ボート 1ビーチ
- 参加条件 ボートダイビングはボートスペシャリティ保持者 or 受講者
ディープダイビングのスペシャリティ保持者 or アドバンスドオープンウォーター以上
ビーチエントリーはオープンウォーターランク可 - 催行人数 3名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ボート
- ディープ
- ナビゲーション
- ナチュラリスト
- フォトグラファー
安良里
西伊豆に位置し、西伊豆の中でも有数の漁港を有し、黄金崎(こがねざき)という景勝地を眺めるローケーションには観光地としても高い人気がある。
近くの黄金崎公園には、美しい眺望と四季折々に花が咲くのを楽しむことができ、リラックスできる。
ダイビング施設も充実しており、初心者にも安心のスポット。
海はビーチとボートの両方のエントリーが可能。
特にボートはダイナミックな地形が楽しめることが有名。
初夏には、運がよければ一度に数十枚見れることもあるトビエイ乱舞が有名だ。毎年5月~7月まで見られます。
マクロも充実しており、ウミウシやカエルアンコウなども珍しい種類に出会うこともしばしば。
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ボート
- 参加条件 ボートダイビングはボートスペシャリティ保持者 or 受講者
ディープダイビングのスペシャリティ保持者 or アドバンスドオープンウォーター以上
フロート携帯 - 催行人数 3名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ボート
- ディープ
- ナチュラリスト
- 魚の見分けかた
[南伊豆エリア]
伊豆半島の南端側に位置するエリアで、伊豆半島の中でも奥座敷的な位置づけとなり、雰囲気も南国感が増します。
海は、世界最大級の暖流である黒潮の流れに最も近く、1年を通じて温暖な気候が維持され、黒潮の恩恵をより強く受けているエリアです。気候もとにかく温かい。
黒潮に近いことに加えて、そもそも伊豆半島の先端で外洋に突き出したエリアなので、半島の中でも特に透明度が高く、海がとても青いのが特徴です。まさにダイビングスポットという感じの場所が多い。外洋や黒潮に乗ってやってくる大型の回遊魚や季節回遊魚などが多く見られるエリアでもあります。生物の多様性も非常に豊富です。
半島の先端にあるので、海流の影響を受けやすく、流れがあることが多いので、基本的に上級者を対象とするダイビングスポットが多いのも特徴ですが、どなたでも楽しめます。
このエリアでのダイビングをダイバーとしての目標にしているダイバーも多く、ダイビングスポットとしては非常に人気が高い場所です。
神子元島など、上級レベルでないとダイビングが難しい場所もあり、そのようなダイビングスポットで潜れることを目指して経験を積んでいるダイバーもいます。このような場所でダイビングができれば、世界のどこのダイビングスポットを潜ってもある程度安心してダイビングできると考えてもいいかもしれません。
神子元(神子元島)
伊豆急下田からさらに南の方向にある、海の上に浮かぶ島。
美しい砂浜の海岸線が1kmも続くことで有名な弓ヶ浜から沖合9kmのところに浮かんでる離島です。古くはペリーの日本遠征の記録にも登場したことでも有名です。
周辺に暗礁(大型の船からはわかりにくい、海中の岩場)があり、流れも複雑であることから、海洋交通の安全のために日本でも最古の西洋式灯台が建てられた場所でもあります。
沖合に位置する地理的な特徴から、黒潮の影響をダイレクトに受け止めることになります。
これが太平洋に突き出した天然の生簀(いけす)のような役割を果たしており、年間を通じ濃い魚影をもたらします。
そのため、世界的に見ても有数のダイビングスポットとして知られており、特にハンマーヘッド(シュモクザメ)の大群、通称ハンマーリバーは有名です。
その数は一匹二匹程度ではなく、数十から数百に達することもあり、海外のダイビングスポットでも稀にしか見られないダイナミックな圧巻の光景を日本でみることができます。
ハンマーヘッドといえば、国内では、与那国島が有名な場所ですが、それにも勝るとも劣らない場所といえるでしょう。
ハンマーヘッドシャーク以外にも、運が良ければザトウクジラ、マンボウやジンベエザメも出現する魅惑のスポットでもあります。
季節によってはワラサ(ブリ)やマグロの群れなども見られ、海の豊かさを代表するような、ダイビングスポットしても世界に比較してもまったく劣らない、最高峰にあたる場所です。
外洋にぽっこりと灯台があり、その周りを潜りますが、潮流の流れは複雑で、外洋ということもあり上級者のみダイビングすることが可能です。シャークアイだけでなく、多くのダイビングショップやスクールにおいても、このスポットを潜ることを目標にしているダイバーもいます。
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ボート
- 参加条件 ボートスペシャリティおよびディープダイビング保持者 or 受講者
ドリフトダイビング保持者 or 受講者
アドバンスドオープンウォーター以上
フロート携帯
※スタッフによるカウンセリングが必要です。 - 催行人数 3名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ドリフトダイビング
- ボート
中木
海上に浮かぶ島である神子元と並び、南伊豆を代表するスポット。伊豆半島としては最南端のダイビングスポットとなります。
近くにある「ヒリゾ浜」は、伊豆屈指のスノーケリングポイントとして有名であり、その透明度による海の美しさは多くの人を魅了しています。
黒潮の影響を直接受ける、その地理的な特徴から、海は青く、魚影が濃いという特徴があります。
また、ダイナミックな地形が美しい一方で、比較的安定したダイビングができるのも魅力。
古くから磯釣りでも人気のスポットであり、それはつまり、多くの生物がいるということの証拠でもあります。
カンパチやイサキなどの群れに加えて、ウミガメやハンマーヘッドシャークも出現することも。
黒潮の影響から温暖な環境であり、そのためマクロも充実しており珍しいウミウシやクマノミなども見ることが出来ます。
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ボート
- 参加条件 ボートダイビングはボートスペシャリティ保持者 or 受講者
or アドバンスドオープンウォーター以上で50本以上のダイビング経験、ドリフトダイビングのスペシャリティ保持者
or 受講者
フロート携帯 - 催行人数 3名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ドリフトダイビング
- ボート
初夏にはトビエイが乱舞♪運がよければ一度に数十枚見れることも。毎年5月~7月まで見られます。
開催コース
- ダイビングスタイル: 2ボート
- 参加条件 ボートダイビングはボートスペシャリティ保持者 or 受講者
ディープダイビングのスペシャリティ保持者 or アドバンスドオープンウォーター以上
フロート携帯 - 催行人数 3名
- 取得可能スペシャリティ(SP) 赤文字はお薦めSP
- ボート
- ディープ
- ナチュラリスト
- 魚の見分けかた
伊豆諸島エリア
伊豆大島
南伊豆から沖合に出て一番近くのビックアイランドが、伊豆大島。伊豆半島の外に出てしまったのですが、外洋に出ているこの島はダイバーにも人気で、訪れると島旅ならではの雰囲気が楽しめます。
伊豆半島からも、神奈川や三浦などの関東沿岸からも沖に見えるこの島はダイビングスポットしては大きな可能性を秘めています。季節来遊魚・マクロとも豊富。夏~秋にかけてはオナガザメの一種でダイバーにとても人気のある珍しいニタリがかなりの頻度で目撃される。
開催コース
- ダイビングスタイル: 3ビーチ
- 参加条件 ディープダイビングのスペシャリティ保持者 or アドバンスドオープンウォーター以上
ビーチエントリーはオープンウォーターランク可 - 催行人数 5名
伊豆で楽しめるダイビングスタイル
多様な地形がある伊豆半島ではダイビングスポットにより異なるスタイルで潜水を楽しむことができます。 まずほとんどのダイビングスポットで、ビーチからのエントリーが可能です。 ビーチエントリーの場合、ボートに乗って移動するなどの手間がないので手軽のダイビングが楽しめるメリットがあります。 伊豆の場合、ダイナミックな地形が多いので、ビーチエントリーのダイビングでも深場や潮当たりの良いスポットへ簡単にアクセスでき、多様な生物を楽しむことができます。また、砂地や岩場などの多様なスポットがあるのも特徴です。 もちろん、ダイビングのイメージでよくある、ボートダイビングも可能なスポットも多いです。 伊豆の場合、いわゆる「漁船」でボートダイビング、という日本ならではの体験ができるのも魅力です。 漁船の船長は地元の海を知り尽くしているので、その点でも安心ですね。 南伊豆では透明度が高く、大型の回遊魚(ハンマーヘッド、ワラサ/ブリ、運が良ければマンタやジンベエ、マンボウ等)が楽しめ、東や西ではダイナミックな地形とマクロなどの小さな生物まで多様な生態系が楽しめます。ダイビングの場所により大きく特徴が異なるので、選択肢が多いのが魅力の一つとなります。
交通手段はどんな感じ?
東、西、南のエリア別に、それぞれで基本のアクセス方法が異なります。 まず、どのエリアでも対応できる基本の方法が車でのアクセス。東京からは場所にもよりますが、凡そ2.5~3時間くらいです。 半島の先端部などは場所によってはもう少し時間がかかるところもあります。 伊豆の東部から南東部の場合は、JRや伊豆急行線などの電車でのアクセスが可能です。最寄り駅まで行き、そこからはダイビングスクール・ショップにより現地まで送迎というパターンです。西伊豆の北部は伊豆長岡駅まで電車で行き、そこからはダイビングショップの送迎車に乗る、というパターンもあります。 電車の場合、東京方面からは東海道線か、東海道新幹線で熱海まで、というパターンもあります。新幹線の場合は三島まで60分と非常に早くて便利です。東海道線の場合、東京駅から熱海駅まで約120-130分となります。