ダイビング女子のお悩み相談①:生理の時のダイビング

ダイビングスクールという特性上、ダイビングやってみたい女子のお悩み相談をよく受けます。
その中で、よくあるご質問についてシリーズで答えていきたいと思います。

初回は、「生理の日はダイビングできますか?」という質問について答えていきます。

生理のときは、まず体調と相談すること

ダイビング女子でよくある質問が「生理のときのダイビング」について。正直、生理における女性の体の症状というは、人それぞれなので
一般化して答えるのは難しいのだけど、基本的には体調と相談することになります。

人によってですが、生理中には頭痛や腹痛で定期的に薬を服用している場合は、無理をせず、まずは医師に相談が必要です。
そうではない場合も、そのときの体調をしっかり確認し、無理をしないことが一番。

ダイビングをした後に体を冷やしたりすると、体調不調につながることがあるので、なるべく早めに温まるようにするなど、
水中での活動時間を短くするなどの工夫は必要です。

生理中のダイビング

ダイビングは水中での活動となるため、体力を消耗しやすい。そのため、生理中で体がだるくなりやすい人はダイビングも避けたほうが無難と思います。

それでもダイビング中に生理になってしまうこともあるかもしれないし、その場合の対応も考えておくことは必要です。
基本的には挿入式生理用品(タンポン)を使用している人が多いようです。
またダイビング後に陸にあがってからトイレにいけるように、ダイビングサービスのトイレの位置などを確認しておくなど、対応を考えておきましょう。

ボートでのダイビングでは、スピードボートの場合はトイレがないことが多いですが、クルーズ船などのやや大型の船であればトイレ完備であることが多いので
そちらを優先的に利用するなどの工夫は可能です。ダイビングのインストラクターやサービスに相談しましょう。

こまめにトイレに行けるようにしておく

生理中は雑菌の繁殖を避けるためにできるだけこまめにトイレにいくようにして、生理用品の取り替えをするようにします。
多くの人がダイビングとダイビングの間でトイレに行くことが多いので、普通のタイミングでトイレに入ればOK。

重要なのは、生理中だからと言って我慢しないこと。普通にトイレに行くよりも少し頻繁くらいでちょうど良いので
遠慮せずに先輩ダイバーやインストラクターなどに相談しよう。

女性ならではお悩みであり、少し不安になってしまうかもしれないが、生理中でもダイビングをしている人もいるし、
サービスやインストラクター、先輩ダイバーなどに気軽に相談することが大切です。
もちろん、医学的なことは専門家である医師の相談が必要なので、少しでも不安がある場合には医師に相談すること。

スケジュールがずらせる場合にはずらすことも検討したいが、友人との楽しい旅行など、どうにかしたいこともあるはずです。
その場合は上記を参考にしながら、無理のない範囲でダイビングできるか検討していただくことをお勧めします。