埼玉県にダイビングスクールを構えているから、というわけでもないと思いますが、よくある質問の一つが「埼玉から伊豆まで移動ってどうするんですか?」というもの。
今回は埼玉や都内からの伊豆までの移動について考えてみたいと思います。
移動方法の種類
シャークアイがファンダイビングで利用するのは日本屈指のダイビングスポットである伊豆半島です。伊豆は日本のダイビングの歴史が始まった場所でもあり、多くのダイバーが訪れます。
ダイビングのために埼玉や都内から伊豆までの移動としては以下の3つの方法が考えられます。
① 電車などの公共交通機関を利用する
② 自家用車を使用する
③ ダイビングショップ(ダイビングスクール)の送迎サービスを利用する
それぞれに良し悪しがありますが、どんな特徴があるかみてみましょう。
一番楽な移動方法は送迎サービスの利用
3つの方法のうち、最も楽なのはダイビングショップ(スクール)の送迎サービスを利用することです。
なぜ楽なのでしょうか。
ダイビングをするために都内や埼玉から移動する場合、一番のネックはダイビング器材や着替えなどの荷物を持ち運びする必要があるということです。
送迎サービスを利用する場合、都内や埼玉の集合場所まで運べば、後は送迎車に預けてしまうことができます。
そして、車に乗ってしまえば何の心配もなく伊豆へ到着。道中もトイレ休憩など融通も利きます。このように負担が最も少ないのが送迎サービスの利用ということになるでしょう。
荷物に限っては事前に送ってしまう手段もありますが、ダイビングの荷物は大きくなりがち。宅配の費用もかかってしまいます。その点、送迎サービスであれば最寄りの集合場所まで運べば後は輸送費用がかかりません。
送迎サービスの費用はお店によって異なります。シャークアイの場合は3150円(2人開催の場合は3500円)です。
ただし、この送迎サービス自体があるかどうかはショップ(スクール)により異なります。
ダイビングを始める前はわからないけど、始めた後にはダイビングライフの快適性が大きく変わる重要なポイントです
送迎サービス自体がないショップも多いので、ショップ(スクール)を選ぶ前に十分確認しましょう。
安定している公共交通機関の利用
一番安定していると言えるのが公共交通機関の利用。伊豆の場合は電車になります。東京からだと大体3時間、新幹線利用だと2時間くらいで到着します。
電車のいいところは時間が正確で、確実に到着できるところ。費用は特急を利用しなければ一番低く抑えられるということも考えられます。
湘南新宿ラインや上野東京ラインができたことで、埼玉からのアクセスもかなり利便性がよくなりました。
デメリットは荷物の運搬が発生することと、新幹線などの特急以外では座席が一般車両と同じなので、長時間移動では疲れやすいということでしょうか。
安全性は一番高いので電車移動を基本にしているダイビングショップも多いのも事実です。
気をつけたい自家用車の利用
自家用車の利用は、当然ながら最も自由度が高く、プライベート感も抜群。荷物の重さも気にしなくていい。車をもっていると使いたくなるものですよね。
でも、自家用車の場合は、ダイビング後のドライブに注意が必要です。
ダイビングは水中で過ごすので体が少しいつもよりも疲れやすい傾向にあります。学生のときプールの後って眠くなりませんでしたか?あんな感じで疲れが出やすいので注意は必要です。
またダイビング後は窒素が体に溜まっていて、それを排出するまでは人によっては眠くなることがあります。その点も気をつける必要があるでしょう。
車の場合、所要時間としては、途中休憩をしながらの前提で渋谷から伊豆の伊東まで約2時間半、埼玉川口からだと約3時間15分です。
費用としてはガソリン代、高速代、駐車場代などがかかります。
時間に余裕を持った移動がベスト
移動手段は好みもありますし、どれを選択するかはダイビングをする時間にもよるでしょう。
ダイビングは1日2-3本が標準ですが、ダイビングサービスは15-16時に終了してしまいます。1本潜るのにかかる時間は準備〜ダイビング〜休憩で約2時間〜2時間半はかかります。
そのため9-10時にはダイビングスポットに到着しておきたいところです。
何時からダイビングを開始するのかは、ダイビングスポットやダイビングショップ(スクール)によって違うので予め確認しておきたいところです。
都内や埼玉から朝移動するパターンはあり得ますが、早朝出発になると体調も万全とはいきません。
従って、ベストは前日に伊豆まで移動して、体調を整えて臨むことでしょう。シャークアイでも伊豆のクラブハウスへの前泊をお客様におすすめしています。
いかがでしたか。ダイビングもスポーツですから体調管理に十分配慮するなど、移動一つ取っても考えることはありそうですね。
伊豆までの移動手段を考える時は、費用面だけではなく、時間的に余裕のある手段も考慮し、選択するようにしましょう。
大事なのはダイビングを楽しむこと、そして、安全に自宅まで戻ることです。
移動手段の選択はそのための大切なプロセスなのです。